前回の記事で分析結果をご紹介したとおり、2013年度のヒットアプリはパズドラとLINE系のアプリ(LINE ポコパン、LINE POP、LINE バブル)でした。

 

2013年度ゲームアプリ総決算!アクティブ数が高いアプリはこれだ!

 

また、DAU(Daily Active Users)率に着目すると、Supercellのヘイ・デイ(Hay Day)とクラッシュ・オブ・クラン(Clash of Clan)の高さが際立っていましたね。

ゲームアプリDAU率×男性比率プロット

※各アプリの数値は総インストール数であり、Google Play(2014年3月22日時点)から引用
※男性比率は、そのアプリを所持しているユーザーに占める男性の割合
※DAU(Daily Active Users)率は、そのアプリを所持しているユーザーのうち、1日に1回以上起動するユーザーの割合
[データ元:App Ape(国内1万8858台のAndroid端末を性別年齢の分布に合わせてサンプリング), 2014年2月 ※アクティブ数はApp Ape推定による]

 

Supercellに関しては、昨年の10月、パズドラを開発したガンホーの親会社である、ソフトバンクによる買収が発表されました。

 

ソフトバンク、スマホゲーム世界大手買収 1500億円(2013.10.15, 日本経済新聞)

 

これによる施策の1つとして、ガンホーとSupercellのアプリ間で相互送客を行っているそうです。

ここでは、App Apeのデータをもとに、この送客の効果を検証してみました。

pazzdra_clash_hayday_with_icon_619_368


※サンプル数は、クラッシュ・オブ・クラン:N = 289、ヘイ・デイ:N = 311、LINE POP:N = 3,057
[データ元:App Ape(国内1万8858台のAndroid端末を性別年齢の分布に合わせてサンプリング), 2014年2月 ※アクティブ数はApp Ape推定による]

 

具体的には、「クラッシュ・オブ・クラン」、「ヘイ・デイ」、「LINE POP」(比較対象として)を所持しているユーザーの何割が、パズドラも所持しているのか調べてみました。

クラッシュ・オブ・クラン所持ユーザーの60%以上がパズドラも所持していることが分かりますね!

十分、送客効果があったといえるのではないでしょか?

 

また、クラッシュ・オブ・クランとヘイ・デイを比較して、やはりパズドラユーザーにはクラッシュ・オブ・クランのほうが相性が良いといえそうです。

アプリ内広告の選定時や、相互送客、その他コラボをする場合には、この相性が重要になってきそうですね!

 


App Apeでは、大好評の定点観測レポート以外にも、今回のような独自の分析も行っております。

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App Apeは、10万人近くのパネルユーザーのAndroidスマートフォンのアプリ利用情報(起動回数、インストール、etc.)を分析し、市場調査レポートとして提供するサービスです。

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ぼくはこう考えるでござーる by

大野 康明

今回の記事では、相互送客の効果を検証しました。このような形で、アプリの(ユーザーからの使われ方の)類似性も分析できます。
今回の結果をもとに、たとえば、パズドラとクラッシュ・オブ・クランの2作に共通する要素を分析することで、日本人男性にヒットするアプリ開発・マーケティングの指針が得られるかもしれませんね。